最新トロコイド用エンドミルとしてご好評頂いているフランケン トロコイドシリーズに刃数の多い多刃仕様のラインナップが追加導入されました。
トロコイド加工でより高い生産性を目指すために刃数の多い多刃タイプを用いて送りを稼ぐことは、シンプルですがたいへん有効な手段です。5枚刃から6枚刃になれば20％、7枚刃になればそれだけで40%の送りアップになります。刃数が増えるということは刃間のピッチが狭くなり、結果として溝幅が小さくなりますが、そもそも径方向の切込み量が限られるトロコイド加工では、それによって切くず排出性に悪影響が出るようなことはありません。逆に溝が浅くなることで芯厚（コア）が大きくなり、工具剛性がアップするという副次的な効果も得られます。
Φ10およびΦ12は6枚刃、Φ16およびΦ20は7枚刃になります。
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